みなさんこんにちは🙇🏻‍♂️Qです。敗けましたね、デアリングタクト 🐎クビ差及ばず💧逃げた、というよりも先行した5番 ギベオンは前走約2馬身差の5着からの巻き返し、昨年の同レース4着からのジャンプアップで実に2年半近く振りの優勝(前回優勝は同じ中京、同距離の中日新聞杯)です🏆重賞初勝利の西村騎手、おめでとうございますっ。私は買ってませんでしたよ、あなたの単勝最低人気の馬を...。 
 昨年やたらと「あの無敗で三冠達成の!」とか「コロナ時代の心の星」など様々なフレーズで飾られた今回惜敗したデアリングタクトがどういう勝ち方をするのかだけが注目されて、一部(スポニチ 寺下厚司氏等)のトラックマンの調教評価は低く、絶対的な◉には『抵抗がある』というジャッジとの世間的な「乖離(かいり) があったのは事実のようです。
 ただ今回の敗けは、2017年の宝塚記念で9着に敗退した キタサンブラックの時のように「不可解」とか「熱波負け」という何ともしがたい原因では無さそうです。つまり、今年の金鯱賞G2はデアリングタクト にとって「敗けの要素」がいくつか既に存在していたと言えるのではないか?ということです。
 ※「後出し」となってしまうので以下の文は競馬ファンにしてみれば胸くそ悪いの一言でしょうから、見たくない方は見ない方が良いと思います☝️
 ここからはいつものように日刊スポーツ コンピ指数を用いた2021年金鯱賞をみたものです。まずは表をご覧ください⬇︎
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 あっ(゚o゚;; 間違えました !こちらです⬇︎^^;


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 この表は2020年8月から今年2021年3月13日つまり今回の金鯱賞前日ぎりぎりまでの約8ヶ月の間に於ける金鯱賞2021に近い「枠番」のコンピ指数をまとめたもので全部で6レースがヒットしました。今回、単に「数値が近い」ことだけを取り寄せるともっと他に多くのサンプルが集まるのですが、そうすると「レース結果にバラつき」が出てポイントが絞り込めない状況となったので、今回はQ的に一定のフィルターをかけてみました。その結果が上の表となったわけです。枠番というのは皆さんご存知のように1番から8番までの8つの枠を8色の帽子で分けそれを騎手が被ってレースが行われるものです。そのために表の数値は各レース毎に「8つの数値」が存在するわけです🏇レース名の右隣から高い順に並ばれ「右」に行くほど数値は下がり最高数値は「90」で最小数は「40」です。尚、赤色が1着、緑色が2着で青色が3着として分けています。今回の金鯱賞は指数の高い順に1 - 4 - 8 - 3 - 7 - 2 - 6 - 5 枠となります。
 コンピ指数は数値が低いからといって「勝つ要素が無い・低い」のではなくそのレースの中で「たまたまその枠(または馬番=8頭立て以下の場合)がその数値」となった迄のことなのです。ここは大きなポイントですので注目してください☝️コンピ指数とは「馬の能力指数を数値化したもので、その素材は馬の過去の実績や血統、追い切り時の調子や現場での情報の他日刊スポーツ新聞社の競馬データベースから算出されたもの」(一部省略・日刊スポーツ競馬より)です。
 表にもあるように指数最下位の「40」で、ここから見出せる(た) 事は 少なくともこの8ヶ月の間に今回の他に同じ「指数40での優勝」が一度あったという事実です。2021年1月17日の小倉競馬第4レース障害競走でした。レース結果の詳細は以下の表です(※=JRA HPより抜粋).

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  一頭中止というアクシデントがありましたが、この馬の進行状況は最後方での中止となったので特段このレースそのものには大きな影響が無いという前提で話を進めます。そして勝ったのは12頭立ての中で「たまたま」最低人気となった1番アキノリザーブでした🐎次に「単勝最終オッズ」を人気順にしてみてみます。先に障害レース、その下に今回の金鯱賞のオッズ表を並べました。
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 コンピ指数での過去のレースをざっと診ても、この「最低指数40が勝つ」というレースはたまにではありますが確かに存在します。これは、コンピ指数を用いないで競馬予想をする方も「時折見るレース結果」のはずです。しかし何故今回が「優勝の時」だったのか? また、オッズ最低人気とはいっても9,900円の場合もあるだろうし5万円を超える場合だってあるじゃないか?上限なんてあるのか?ということもテーマになります。
 その答えは、ご覧の通り各レースとも優勝したのは「最低人気」で、コンピ指数も同じく最低数値「40」だったという共通点があります。また単勝10倍を切る馬が3頭以内という点とレース結果ではその内の1〜2番人気馬が掲示板に載っている事も共通しています(言い換えれば「オッズ」もまたレース結果を占うアイテムと言えそうです🏁)。つまりここでのポイントは「コンピ指数はオッズにリンクしている」と言えることです。
 実際コンピ指数の表で、他のレースの最低指数となった「 46」では勝つどころか3着内にも入っていないわけですからここでの指数「40」といういわばゼッケンのようなものでありそこから出る他馬に与える「相互作用みたいなものが働いている」と言えるのではないでしょうか🏇ただ、ここでは割愛しますが単に指数「40」がどのレースに於いても全面的に強いわけではありません。また、「たまたま強かった」のでは無くこの相互作用といういわゆる「バランス」の上でチカラが発揮されるということであり、必ずしも優勝出来る数値では無いということはご理解ください。つまりは相手あっての「バランス」なのだと。その相手とは表にあるような各枠に与えられた指数であり、もしここでの「86」にリスグラシューが入ったとしてもリスグラシューは負けた可能性があったということになります。
 競馬当日、私は集中するため各レース開始〜終了の間以外はほとんど実況のラジオもテレビもBGMさえもつけないでいますがたまたま、あるレース直後にレース前のデアリングタクトについてのコメントを語っている年配の競馬評論家が『(道悪馬場克服しての三冠達成・JC3着の)実績と調教を考えるとここは大本命となるのは致し方ない』と語るのを聴いて前述した別の「調教不安説」の件と思わず重ねてしまいました。一体どれが本当なのか...と。そこで私は、当初考えていたデアリングタクト 1着固定の馬単を止め金額を抑えての全く別の馬券を購入しました。この時はまだ今回のコンピ指数を確認していない、というか指数「40」の点は気づいていましたが『流石に今回は...無いだろうな』と決め込んでいたのが実情です。そして買ったのがこれです。⬇︎
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  この理由は1)指数1位にも関わらず優勝が少なくとも過去半年以上の間に一回しかない。断然人気の反動でデアリングタクトは3着の可能性もある。 2)1を買っても配当妙味に欠ける。 3)コンピ指数的に第二位の4番グローリーウェイズはオッズ的に馬券対象の可能性がある。 4)復調気配のペルシアンナイトだったが引退を撤回までして現役続行しココを試金石と踏まえ、敢えて同枠のキセキを選んだ。ワイドがQの勝負馬券になることが多いのですが今回は上記の理由で馬連で、ただし一点に。これが購入理由です。コンピ指数の「掟」もへったくれもあったもんじゃない理由ですね💧結果はご承知の通り...。
 今回は長々と久しぶりにコンピ指数について書きましたが、最後に何とか一昨年の有馬記念と合致するデータは無いかと検索したら一件、ドンピシャに近いのを発見しましたのでアップしておきます。参考にしてみて下さい。使い様によって、コンピ指数のいろんな可能性と時には一撃の破壊力を秘めたデータだと思います📊
 2019年有馬記念...。これを敢えて取り上げたのは、あのアーモンドアイが単勝1.5倍という2006年ディープインパクト引退以降の有馬記念史上で最高単勝人気を背負って9着に敗れるという皆さんのまだ新鮮なトラウマとして記憶されイメージしやすいのではいう老婆心的ココロからです(余計なお節介^^; 思い出して心臓発作起こしたらすんません...)。金鯱賞ではデアリングタクトはまだ馬券対象になったから良かったですが、こういうパターンもあるのだよ、ということを踏まえていただければと思います。
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  ちなみに「70」が3枠(1着 リスグラシュー)、「86」が5枠(2着 サートゥルナーリア)です。枠連で救われた(-。-;といった方は多かったと思います^^; そして、ここでもまた小倉のレースが比較対象だとは...🤔 まだまだ奥がありそうです。Qも精進します!ではまたっ👋ちゃおっ

































































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                        おまけ